在庫管理を悩ませる「モールの品番がバラバラ問題」を解決する在庫連動について

 

各種モールに出店して、複数店舗・多店舗によるネットショップを運営している場合、タイミングによっては「モールの品番がバラバラ問題」に直面し、非常に悩むことがあります。

在庫の一元管理のために品番を統一してしまうとレビューや評価が失われる場合もあり、泣く泣くバラバラのまま、多大なる労力に苦労してしまう状況は何とか解決したいものです。

今回は在庫を悩ませるモールの品番がバラバラ問題とは何か、そしてその問題を解決する方法についてお話します。

在庫管理を悩ませるモールの品番がバラバラ問題とは何か?

はじめに在庫管理を悩ませるモールの品番がバラバラ問題とは何かを簡単に説明します。

ネットショップを複数店舗・他店舗で運営時に発生

ネットショップでは商品の品番がモールによって異なってしまうことがあります。例えば、楽天、アマゾン、ヤフーショッピングとそれぞれのモールごとに品番をバラバラに登録してしまった場合などが挙げられます。

本来であれば同じ品番にすれば良いのですが、特に意図せず、それぞれのモールごとに品番を作成してしまうのはよくあることと言えます。

実際に複数店舗・多店舗でネットショップを運営する場合に発生しがちであり、詳しくは後述しますが、修正してしまうとレビューや評価が失われる可能性があるため、簡単に修正や変更できないことで非常に悩みます。

新しくネットショップを出店する際の課題でもある

モールの品番がバラバラ問題は新しくネットショップを出店する際の課題でもあります。やはり気にせずに品番を割り当てた場合に起こりがちであり、後から修正や変更できずに悩むということです。

もちろん、前もって把握していれば問題にはなりませんが、例えば楽天ならR、アマゾンならA、ヤフーショッピングならYといった形で品番にモールを分類するために割り当てたつもりが、実は在庫管理の際に「異なる品番」として事務処理を悩ませるのです。

そして、モールによっては品番を変更することでレビューや評価が失われることがあります。なぜなら、全く別の商品に既存のレビューや評価のある商品の品番に偽装するという悪質な業者がいるための対策であり、最悪の場合、品番を変更すればリセットされてしまうということです。

在庫の一元管理がしにくく、利益損失や機会損失の原因になる可能性も

モールごとに品番がバラバラの場合、在庫の一元管理がしにくく、利益損失や機会損失の原因になる可能性も否めません。

例えば、品番が異なる商品が1点、2点であれば覚えておくこともできるでしょう。しかし、100種類の商品がそれぞれ品番が異なれば話は別です。

モールでバラバラに商品が売れるごとに、どの商品なのか照合し、在庫の調整を行わなくてはなりません。その際、モールごとに品番が違えば、誤った在庫数に設定してしまうことも考えられます。

同時に品番が違うことで、オンラインでの在庫数にズレ、もしくは実在庫とのズレが生じれば、利益損失や機会損失になるということです。

モールの品番がバラバラ問題を解決する在庫連動について

次にモールの品番がバラバラ問題を解決する在庫連動について解説します。

在庫連動とは

在庫連動とは実在庫としての在庫数と各種モールやカートシステムのオンライン上の在庫数を自動で連動・調整する仕組みを指します。

例えば、実在庫が10個、楽天・アマゾン・ヤフーショッピングの商品ページの在庫数が10個になっている前提で、楽天で商品が1つ売れたら、実際にある在庫数、楽天の在庫数、アマゾンの在庫数、ヤフーショッピングの在庫数が自動で9個になる仕組みです。

在庫連動は複数店舗・多店舗によるネットショップ運営をしている場合に非常に役立つ機能であり、在庫管理に要する事務作業の負担や労力の軽減、人的リソースの確保が期待できます。

在庫連動によってレビューや評価を失わずに在庫の一元管理が可能に

在庫連動を搭載した在庫管理システムを導入していれば、在庫連動によってレビューや評価を失わず、在庫の一元管理が可能です。

ただし、モールやカートシステムごとの品番と実在庫の品番を紐付けする機能を備えていないと、在庫の連動はできるものの、やはり目視によるチェックや品番の照合という労力を減らすことはできません。

そのため、在庫連動とともに紐付け機能を備えた在庫管理システムを選ぶ必要があります。

在庫連動・在庫管理システム「らくらく在庫」がおすすめ!

当社の提供する在庫連動・在庫管理システム「らくらく在庫」であれば、オプションで「別品番ひもづけ機能」を備えているため、各種モールやカートシステムに登録された品番がバラバラでも在庫を連動し、一元管理できます。

既に各種モールでもレビューや評価がある場合、もしくは在庫連動を備えた在庫管理システムを導入したい場合に大変おすすめです。

もし、在庫管理システムを未導入、もしくは在庫管理システムを導入しているが、在庫の連動や別品番ひもづけ機能を備えていない場合は「らくらく在庫」の導入や乗り換えもご検討ください。

まとめ:ネットショップの在庫に関する悩みはツールの導入で解決しよう!

今回は在庫を悩ませるモールの品番がバラバラ問題とは何か、そしてモールの品番がバラバラ問題を解決する在庫連動についてお話しました。

ネットショップの在庫の悩みはツールの導入で解決できるものばかりです。しかし、導入したツールに求める機能が備わっていなければ、事務作業の負担を軽減できず、いつまでも悩みを解決できないままになってしまいます。

在庫連動の仕組みを理解し、在庫管理システムで管理すれば、モールの品番がバラバラ問題の解決につながるだけでなく、在庫数の調整を自動化、在庫切れ・在庫薄の把握など、その他の事務作業の負担も軽減されます。

記事の中でご紹介した「らくらく在庫」であれば、これらの機能を搭載し、さまざまな悩みの解決につながりますので、ぜひともこの機会にご相談、お問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が各種モールの品番がバラバラでお困りの方のお役に立てれば幸いです。