ネットショップの多店舗運営における在庫管理の課題と解決策!

 

ネットショップの多店舗運営にはメリットがあるとわかっていても、デメリットの方が大きいと感じる方が多いかもしれません。

メリットは、各モールごとでイベント・セールなどによる認知の広がりや集客力のアップにつながります。もう1つはモールがサービス終了になったとしてもリスクヘッジできます。

デメリットは、多店舗間での在庫管理や連動が間に合わなければ利益損失や機会損失になります。また、売り越しなどクレームへ発展し、購買意欲のあったユーザーを取り逃がしてしまうこともあります。

以上を踏まえて、今回は、多店舗運営における課題と解決策についてお話します。

ネットショップの多店舗運営における課題

はじめに、ネットショップの多店舗運営における課題についてお話します。

① 店舗数分の在庫調整の手間がある

多店舗展開の場合は店舗の数だけ在庫数を調整する必要があります。

例えば、5店舗運営していると、1つ商品が売れるごとに5回の作業が必要です。もちろん、日々、1、2件であればたいしたことはありませんが、10件、20件、100件となれば、膨大な作業量です。

また、実際の在庫数との相違がでてしまうと、在庫があるのに売れない、または在庫がないのに注文が入るなど、問題が発生してしまいます。

② 営業時間外の注文に在庫調整が間に合わない

ネットショップのシステムは常に365日24時間稼働しています。

人力の場合、営業時間外の注文に在庫調整が間に合わない可能性が出てきます。
楽天で売れて在庫切れになったのに、アマゾンでは在庫があるかのように表示されてしまうということです。

営業時間外の取引によって在庫の変動があり、蓄積された取引の処理を営業時間が始まったと同時に進行していくとケアレスミスやヒューマンエラーにつながりやすくなってしまいます。

③ 在庫切れを防ぐために在庫過多になる

各種モールの在庫切れを防ぐために、余分に在庫を仕入れてしまうと在庫過多になってしまいます。

また、在庫過多になると管理コストが増加してしまい、余計な費用が発生してしまうという悪循環に陥ってしまいます。

多店舗運営における解決策

次に、多店舗運営における課題の解決策についてお話します。

① 在庫連動の可能な在庫管理システム

ネットショップの多店舗運営は人力ではなく、在庫連動の可能な在庫管理システムに切り替えることから始めましょう。

在庫の連動とは実際の在庫数に合わせて各種モールやカートシステムなどのオンライン上の在庫を自動で調整することを指します。

在庫管理システムであれば、ショップごとの在庫数を微調整したり、実在庫に余裕を持たせながら在庫表示ができるため、完全に在庫切れという状況を改善できます。

② 営業時間外でも自動で在庫調整可能

在庫連動で在庫調整を自動化したら、営業時間外でも在庫調整が可能になります。

営業時間外に商品が売れても、各ショップの在庫が連動するため在庫がないのに売れてしまうようなリスクが大幅に軽減されます。

また、翌日や休み明けに在庫調整のための時間をとられませんし、何よりも事務作業の負担が軽減され、顧客対応やマーケティング施策に注力する余裕も生まれます。

③ 品薄になったらデータに基づく仕入れ

商品の売れ行きなど販売に関するデータも把握しやすくなり、品薄になった時点でどの程度注文すれば良いかデータに基づいて仕入れを行うことができます。

心配で多めに発注したりなど在庫過多にならないので、商品を確保するためのスペースに余裕が生まれ、回転率も良くなるという好循環に切り替わります。

取引数が増えても、事務作業の負担は少ないままでスムーズに売上や利益を増やすことが可能です。

まとめ:多店舗運営を行う時こそシステムを導入してDXの推進を!

今回はネットショップの多店舗運営における課題とその解決策についてお話しました。

多店舗運営を行う時にこそ、業務効率をアップできるように最適化しシステムを導入することでDXの推進を加速していきましょう。

もし、在庫を連動する機能を持たない在庫システムを利用していたり、在庫管理システムを導入せず人力で多店舗運営を行ってお悩みであれば、当社の提供する「らくらく在庫」の導入をおすすめします。

大手ショッピングモール、カートシステムに対応しており、多店舗運営における事務作業の一部を自動化、事務作業の負担を大幅に軽減できます。

在庫の調整についてもほぼ自動化が可能であり、任意の値で在庫数の調整ができる他、24時間365日対応できますので、ぜひともこの機会にご相談、お問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が多店舗運営を検討されている方、もしくはお悩みの方のお役に立てれば幸いです。