最近では各社からさまざまな在庫連動システムがでているので、選ぶ側としてはなにを基準に比較して選べばいいのかむずかしいところです。
しかしシステム導入後に、こんなはずじゃなかった…と思っても時すでに遅し。
そうなる前に、今回は在庫連動システムを選ぶ時のポイントを紹介します。
その1.更新間隔(いかに売り越さないかが大事)
はじめて在庫連動をしようという方には、すこしピンとこないかもしれませんが、在庫連動システムの更新間隔は各社で異なり、とても重要な要素です。
【更新間隔】
- 30分
- 15分
- 10分
- 5分
- 3分(当社システム)
【例】在庫1つの商品が楽天で売れて在庫切れになったとします。しかし、その間にヤフーやアマゾンで売れてしまった…そうすると売り越してしまいます。
つまりシステムの更新間隔が長いと売り越しのリスクも高くなってしまいます。
まだ注文が少なく、更新間隔はそこまで気にしないという場合は問題ないと思います。
しかし、システムを導入したのに、手作業で管理していた時と同じように売り越してしまうようでは本末転倒です。
会社によっては更新間隔を速める場合は別途費用がかかることもありますので、比較検討する場合は必ず確認しましょう。
その2.サポート対応(仕様変更に随時対応)
在庫連動をしようと思う方の多くは、モールにも出店しているのではないでしょうか。
【大手モール】
- 楽天
- アマゾン
- yahooショッピング
- wowma(ワウマ)etc・・・
他にも多くのモールやカートがありますが、モール側の仕様変更が起きるとシステム側もそれに合わせて対応する必要があります。
最近では楽天が楽天ペイという大きな仕様変更をおこない、その楽天ペイに対応していないシステムは稼働できなくなります。
こういう仕様変更は、楽天に限らず他のモールでも起きますので、検討している会社の運営実績なども含めて検討しましょう。
在庫連動システムを一応扱っているような会社は、対応が遅かったり、最悪対応しない場合もあるので、他社と比べてあまりにも料金が安い場合は注意したほうがいいでしょう。
その3.費用(機能が要望を満たしているか)
その1、その2、そして最後に費用になります。
ここで大事なことは、最終的にその会社に自分たちの要望を満たす機能があるかということです。
安くても使えませんでしたでは、意味がありません。
【システム会社・比較検討項目】
- 商品数でプランが変わる?
- SKU数(色やサイズなども含めた数)でプランが変わる?
- 通常更新間隔は何分?
- セット商品も対応している?(1商品に対して複数の販売ページがある)
- 各モールで商品番号がバラバラでも在庫連動できる?(別品番紐づけ機能)
まずは、自分たちの状況を正確に把握できているかどうかが重要です。
それによって、選ぶ会社が決まります。
検討項目と似ていますが、再度チェックしてみましょう。
【自社・チェック項目】
- 何商品を在庫管理したいのか(すべての商品を連動する必要はありません)
- SKU数にすると何SKUになるか
- セット商品があるかどうか
- 商品番号は各モールで一致しているか
特に商品番号が各モールで一致していない場合は、そもそも在庫連動ができないので、【別品番紐づけ機能】が必須になります。
セット商品、別品番紐づけ機能に関しては、そもそも対応していない会社が多いので、確認を忘れないようにしましょう。
最後に
ここまで読んでいただいて、やっぱり在庫連動って大変だなぁと思う方もいらっしゃると思います。
しかし、売上を最大化する。最後の1つまで販売しようとした時に、在庫連動のシステムは必要です。
多店舗運営をすることで、販売チャンネルを増やすことができ、1つのモールに依存せずに運営することができます。
最後に宣伝になってしまいますが、当社のらくらく在庫は表題のお客様が選ぶ時の3つのポイントを大切にしています。
【らくらく在庫】
- 通常更新間隔3分(在庫切れ時、最速1分)
- モール仕様変更に随時対応
- セット販売連動
- 別品番紐づけ機能(別途オプション)
- 費用(SKU数にて変動)
どこにするか少しでも迷われている方は、無料トライアルもおこなっていますのでお気軽にご相談いただければと思います。
すこしでもみなさまのネットショップ運営のお役に立てれば幸いです。